自家焙煎の
こだわり
希少なコーヒー
可否館では、スペシャルティコーヒーと呼ばれる希少品のプレミアムコーヒーだけを厳選して仕入れています。
ただ、生豆のこの状態だと実はまだ形の悪いものや虫が食ったものなど、痛んだ豆をどうしても含んでいます。
豆のチェック
可否館のこだわりは、まずここから始まります。
焙煎する前に、ひとつひとつ豆をチェックし、痛んだ豆を手作業で取り除いていきます。
これを「ハンドピック」と言います。ハンドピックは大変手間のかかる、細かい作業のため、一般のお店ではほとんど行われていませんが、痛んだ豆はコーヒーにとって最も重要な風味を変えてしまいます。
本当に美味しいコーヒーを味わっていただくため、毎日ひとつひとつ丁寧に豆をチェックしています。
焙煎
焙煎機は、もちろん香り重視の直下型。ドラムの穴を通して火が生豆に当たるため、火加減の調整は真剣勝負。深く均一に煎るためにはひと時も目が離せません。焙煎した豆は笊に上げ、数日寝かせます。 焙煎一筋40年の技術で、風味、甘み、香り、舌触りの全てを優しく絶妙に仕上げます。
空間
可否館のイメージする理想の珈琲は、味・香り・艶。さらには空間、器・・・。店内には松本民藝家具の食器棚、ランプに椅子。
倉敷ノッティングの敷物。心地良い安らぎを大切にしています。染色工芸作家・柚木沙弥郎氏の作品が可否館のトレードマーク。
館長
永田幸一郎
珈琲焙煎一筋40年。
熊本県人吉市出身。風情のある城下町で生まれる。材木商だった父は骨董が趣味。母は民藝好き。近所には全国に知られた「魚座」民藝店。 そんな美術・工芸に接する環境で育つ。中学生になると美術や絵画、そして民藝に夢中になる。故郷の自然・芸術・文化から培った感性が最高の珈琲を求める原動力になっている。